借金地獄になるNG行動とは!借金地獄に陥ってしまった場合の対処法
突然ですがあなたは今こんな行動をしていないでしょうか?
「給料だけだと生活できないから借金をしてなんとか生計を立てている」
「クレジットカード払いの一括払いだと厳しいから一括払いにしている」
今上にあげたような行動を続けていると知らず知らずのうちに借金が膨らんで、近いうちに借金地獄に陥る可能性を秘めているかもしれません。
この記事では、知らず知らずのうちに借金地獄に陥らないようにするための方法をご紹介させて頂きます。
そもそもなぜ借金が膨らんでしまうのか
毎月きちんと借金を返しているはずなのに、借金がなかなか減らず、思っていたより返済期間が長くなっています。
どうしてでしょうか。
返済期間が長くなってしまうのは、元本だけではなく、高い利息分も払い続けているからです。
借金を返済しているつもりが、実は多くは利息だったというケースは非常に多くあります。
高い金利を支払い続けているから
借金返済は、借入先によりますが、利息が高く毎月の返済負担が重いため日々の生活を圧迫しがちです。
消費者金融などの「金利」が高いと、毎月の返済額に占める「利息」の割合が大きくなり、元金が減らないため、返済が永遠に続くかのような状況に陥り借金地獄になってしまいます。
やはり、根本的な借金を減らすには元金を減らすことが最も大切なのです。
借金返済のために別の借入先からお金を借りてしまう
借金の返済を続けていると、今回の支払いに間に合わないという場合も出てくるでしょう。
そういった場合、借金を返済するために別の借入先からお金を借りることが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
しかし、借金を返すために別の借金を作ってしまうと、借金返済の長期化、返済総額の増加を招きます。
いわゆる「自転車操業」と呼ばれるものです。
自転車操業状態になると、雪だるま式に借金が増えていくので負のスパイラルに陥りやすいです。
借金地獄になってしまうNG行動5選
結論から書くとそれは以下の行動をとっている方と言えます。
- ギャンブルや浪費のための借金
- 生活費
- 借金を返済するための借金
- クレジットカード、リボ払い、後払い
- 返済計画のない借金
もしもこの中の一つでも当てはまってしまっている方がいたら、借金地獄に陥りやすくなってしまう負のループに一歩踏み込んでしまっているかもしれません。
ではなぜこれらの行動が危険なのでしょうか?ひとつずつご紹介していきます。
ギャンブルや浪費のための借金
借金を返すために稼ごうとしてギャンブルで稼ごうとすると、かえって元手を失ってしまいがちです。
本来あらゆるギャンブルは、どうしても胴元が勝つような仕組みになっています。
ですので、ギャンブルで元手を増やそうと考えると胴元の思惑通りになってしまい、結果的に借金を重ねるケースに陥りやすいのです。
また、ギャンブルだけではなく、浪費による借金も危険と言えます。
難しいことではありますがお金が使えない時は、お金を使わなくても楽しめる趣味を見つけられるよう努めましょう。
生活費
一見、ギャンブルや浪費の方が陥りやすいと思いがちですが、実際は生活費のための借金の方が危険度は高いと言えます。
ギャンブルや浪費は我慢しようと思えばできます。ですが、生活費は生きていく上での必要経費であり、絶対に0にできないものと言えるからです。
そのため、ギャンブルや浪費などで借金をするより抜け出しにくく、長々と借金を続けてしまうというケースが非常に多いです。
ちなみに借金をする理由の一番多いものとしては、生活費の補填とも言われています。要するに、それだけ多くの人が借金地獄に陥ってしまうという危険性があると言えます。
生活費のための借金を重ねる前に、今の支出を見直す、足りなくなってしまう原因を追及するといったことが大切になってきます。
借金を返済するための借金
例えばA社への返済を別のB社への借金でまかなうとします。
ですがその状態は、端的に言うと支出が収入を上回ってしまっている状態です。
返済をするお金がないから、新たに借金をして返済に充てるという状態になってしまうと、借入先の数と比例して借金の金額が倍以上に増えていきます。
また、貸金業者から借りられるお金というのは限度額があります。要するに、借金をするにも限度額があるという事です。
つまり、全ての貸金業者からの借金が限度額に達してしまった場合、身動きが取れなくなってしまうのです。
借金を返済するために借金をする、この時点で借金地獄に陥る一歩だとも言えます。
クレジットカード、リボ払い、後払い
クレジットカードは手元に現金がなくても買い物ができるので、気軽に使いがちです。
しかし、クレジットカードはカード会社に支払いを立て替えてもらうものなので、後には当然支払いが待っています。
つまり、自分の支払い能力を超えてクレジットカードを利用してしまうと、結果的に自分の首を絞める事になってしまうという事です。
また、その中でもクレジットカードのリボ払いは特に要注意です。リボ払いは高額な買い物をしても毎月の支払い額が一定なので、自分が危険な状態に陥っている事が自覚しにくいです。
また、リボ払いは金利が15%程ととても高く、月々の返済額の大半は利息分に当てられてしまいます。
そのため、返済が長期化しやすく借金地獄に陥りやすいので、可能なら出来る限り利用しないようにしましょう。
返済計画のない借金
そもそも申し込みの段階で、毎月の返済額は明示されます。
月々の支出に借金返済額が加わってもちゃんと生活していけるか、よく考える必要性があります。
そのためには、月々の収支をしっかりと把握することが大切です。
なんとかなるさと考えることも人生においては大切なマインドですが、借金に関してはそう思うようにはいきません。
最終的には先程書いたような、借金を借金で返済するという借金地獄に陥るケースがとても多いです。
実際に返済することが出来るか、早い段階で見直して向き合っていく事がとても大切です。
借金を減らすための対処法
ではここまで、借金地獄に陥りやすい行動についてご紹介させて頂きましたがどう対処していけばいいのでしょうか?
事前に把握ししっかりと対処していきましょう。
返済計画を立てる
返済計画を立てることによって、まずは客観的に今の自分の状況を把握するようにしましょう。
返済の事ばかり考えているとどうしても冷静さを欠いてしまいますが、まず一度冷静になることが借金解決のための第一歩です。
返済計画を立てるためには三つの手順を踏む必要があります。
この流れを辿れば、今の借金を完済するまでにどんな支払いになるかを把握することが可能です。
実際の計算については下の借金減額シミュレーターで調べることができるので是非一度試してみてください。匿名も可能ですし、周りにバレるようなこともない仕組みになっています
おまとめローン
おまとめローンとは、複数の借入先のローンを一本化するという事です。
このおまとめローンには三つのメリットがあります。
- 低金利ローンへの一本化で金利が低くなる
- 月に何度もあったローンへの返済が一度になる
- ブラックリスト入りを回避することが出来る
おまとめローンをすると利息制限法の上限金利と言って借金が大きくなればなるほど金利が下がるという仕組みがあるからです。
そのため、1社にまとめると1社当たりの借金額が上がる→金利が下がるという流れになりやすいです。
また、おまとめローンをすることで借入先がひとつにあるので管理が楽になります。
返済日や返済先がひとつになる事で、返済漏れや返済忘れを未然に防ぐといった意味でも効果的です。
おまとめローンを利用することで、ブラックリストを回避することができます。
あと1回返済が遅延したら、ブラックリストという場合でもおまとめローンから融資を受けて返済することで、2回目の遅延を防ぐことができるからです。
債務整理
債務整理には、「任意整理」「個人再生」「自己破産」など様々な種類があります。
一番耳馴染みがあるのは自己破産などではないでしょうか?
ですが、自己破産は最終手段です。受けれる恩恵が大きい分、デメリットも多くある債務整理方法です。
一番はじめに検討すべき方法は「任意整理」だと言えます。
任意整理とは、お金を借りている借入先と交渉し、お互いの合意の下で無理ない返済方法に改める手続きのこと
基本的には、将来の利息をカットして残った元金を3~5年かけて完済することを目標にします。
元本はカットできませんが、特に金利の高い消費者金融からの借金だと高い利息分がカット出来るので、人によっては大幅な借金減額が見込めます。
任意整理は、裁判所を通さずに借入先と交渉するため、職場や家族にもバレにくく生活スタイルを大きく変えずに現状を変えることができると言えます。
返済計画やおまとめローンも有効とは言えますが、利息を含む借金自体を減らすことはできません。
まず一度、任意整理を含む債務整理を検討するところから始めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
この記事では、借金地獄に落ちいるNG行動について、原因と対処法をご紹介してきました。
借金地獄に陥らないためには、まず自分の金銭状況を把握することが重要です。
すでに借金地獄になってしまっている方や、借金からいち早く解放されたい方は、借金減額シミュレーターを使ってみてください。
匿名無料で、自分の借金がいくら減るのか知ることができます。