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借金を踏み倒したらどうなる?リスクを回避して合法的に借金をなくす方法を徹底紹介。

Satoh
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借金の踏み倒しという言葉、ドラマなどでも聞くことがあるかもしれません。

しかし、実際のところ本当に可能なのでしょうか?

今回は、そもそも合法的に借金を踏み倒すことができるのか、また借金を返済しない場合どんなことが待ち受けているのかについてご紹介します。

借金の踏み倒しについて正しい知識を得て、適切に今ある借金と向き合っていきましょう。

合法的に借金を踏み倒す方法

まず初めに、合法的に借金を踏み倒す方法は存在します。

といっても正確には、借金を返済する必要がなくなる場合であったり、債権者の側で取り立てることができなくなるという場合の事を指します。

踏み倒すと言っても方法は様々です。合法的に返済しないで済む方法には大きく分けて3つあります。

  • 消滅時効で借金が消滅する場合
  • 貸付自体が違法であるために取り立てをすることができない場合
  • 回収することが不能な場合

ひとつずつ詳しく解説していきましょう。

消滅時効で借金が消滅する場合

Word 消滅時効とは

消滅時効とは、一定期間権利が行使されない場合に、権利を消滅させる制度。

基本的には、借金や利息の支払期日から5年を経過すると、時効によって消滅します。

ですが、法改正前(2020年4月)の個人から借りた借金は以前と変わらず10年の時効となるので、注意が必要です。

ですが、時効といっても勝手に適用されるわけではありません。

時効を適用するためには、借金を借りた日(起算日)から時効満了後、「時効なので返済しません」と意思表明をする必要があります。(=時効の援用)

貸付自体が違法であるために取り立てをすることができない場合

こちらは2種類あり、以下のケースがあります。

  • そもそもの貸付自体が違法
  • 利息の約束が違法

そもそも貸し付け自体が違法であると評価された場合、貸付金全体が違法とされるので利息などは支払う必要はありません。

典型的な例としては、闇金業者などがあげられます。

闇金の話で聞き馴染みのある「トイチ」「トサン」と呼ばれるものが出資法違反です。

出資法に違反している貸付はそれ自体が違法となるので、返済義務はありません。

また、利息には利息制限法という法律があり、元本の金額に応じて利息の上限は定められています。

現在では、消費者金融など法に遵守していますが、2010年以前のグレーゾーン金利で借金をしていた場合は過払い金といって請求できる場合もあります。

まとめ
  • 金利が年109.5%を超える貸し付けは違法なので、返済義務はない
  • 利息制限法が出来る以前は、金利が明確に定められておらず利息を払い過ぎている可能性がある
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回収することが不能な場合

これは先程の2つと異なり、返済しない事が正当化されるというわけではありません。

簡潔に言ってしまうと、返済する財産が全くない場合、現実的に返済をすることはできません。

そして、返済が出来ていない状況だとしても、借入先はが返済のために労働を強いたり刑務所に入れるという事は、法的に不可能です。

言い返せば、最低限の財産しか持っていない場合はほとんどリスクがなく、事実上借金を踏み倒せてしまうと言えます。

ですが、借金の返済義務がなくなる訳では決してありません。お金がなければ返済をしなくていいわけではないため注意しましょう。

尚、借金の返済義務自体から解放された場合は(=自己破産)その後財産ができたとしても、そこから新たに取り立てられるといったことはありません。

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借金を非合法で踏み倒すとどうなるか

ここまで、合法的に借金を踏み倒す方法についてご紹介いたしました。

では任意に返済をしない、怠るとどういったことが起こるのでしょうか?

代表的な例としては以下のものがあります。

  • 取り立てが来る
  • 裁判を起こされる
  • 強制執行
  • 信用情報に傷が付く

ひとつずつ詳しくご紹介いたします。

取り立てが来る

今の時代、昔のイメージのような脅迫的な取り立てというものはぐっと減ってきています。

ですが、その反面多いのが職場に連絡をしたり、親戚に接触して代わりに返済を求めたりするケースです。

そして正当なお金の貸し借りである場合、その行為は一概に違法とは言えません。

お金を貸した側の出方によっては、職場や親戚などに借金問題について知られてしまうという可能性があるので、借金問題を放置をすると様々なリスクが伴います。

裁判を起こされる

数十万円程度の借金の場合には、借入先が訴えるにも費用の方が高くつく場合が多いので、訴えることはしない借入先もあります。

ですが、100万円を超える借金になってくると裁判をする可能性が非常に高くなってきます。

また、少額訴訟という制度もあるので、少額であっても裁判を起こされるリスクは大いにあります。

もしも裁判になってしまうと、こちらも弁護士を雇わなければなりません。そのため、借金返済だけではなく、弁護士への依頼料や裁判費用もかかってしまいます。

また、裁判所から通知が来ている場合、時効を利用することが全くできなくなってしまうので要注意です。

強制執行による差し押さえ

Word 強制執行とは

強制執行とは、強制的に相手方の財産を取り上げやり、売り払う手続き。債権回収における最後の手段

強制執行は借入先の最終手段と言ってもいいほど、強力な手続きです。

最も多い強制執行としては、給与や預金の差し押さえです。

これをされてしまうと、今まであった預金がある日突然0になってしまったり、給与から今までになかった天引きをされてしまうといった事が起こりかねません。

土地や費用などは、強制執行するために期間も費用もかかってしまう為、行われることが少ないです。

ですが、借金額が多い場合ですと、土地なども競売にかけられてしまうので身動きが全く取れなくなってしまいます。

信用情報に傷がつく(=ブラックリスト)

信用情報に傷がついてしまうと、しばらくの間、クレジットカードが作れなかったりローンを組むことができなくなってしまいます。

また、どの金融業者からもお金が借りられなくなってしまいます。

ブラックリストから名前が消されるのは、完済してから基本5年~7年程と言われています。

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借金を踏み倒さないで借金問題を解決する方法

弁護士や専門家に相談する

借金の問題は、弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談することが、一番の近道です。

弁護士や司法書士に相談することで、あなたが抱えている借金問題について適切なアドバイスをもらうこともできます。

弁護士や司法書士などの専門家に相談するハードルが高いという方は、まず、自分の借金がどのくらい減るのか、借金減額シミュレーターを利用するのも一つの手段です。

借金減額シミュレーターを使うことで、誰にもバレるこなく、借金を専門にしている弁護士・司法書士と連絡を取ることができます。

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債務整理をする

債務整理は、借金の利息をカットしたり、返済義務をなくすことで、借金の返済で精一杯の生活を再建することを目的としてる制度です。

債務整理には大きく分けると

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 特定調停

の四つの手続きがあります。

それぞれの手続きによって、メリットやデメリット、減額できる金額が異なります。

債務整理について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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まとめ

今回の記事では、借金を合法的に踏み倒す方法についてご紹介してきました。

借金を踏み倒す方法はありますが、どうしてもリスクがつきまといます

現状、借金に困っているのであれば、まずは弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談して、借金についてアドバイスをもらいましょう。

借金を専門にしている専門家であれば、利用者が借金に困っていることを理解しているので、初回無料に設定しているところがほとんどです。

また、弁護士や司法書士などの専門家のハードルが高いという方は、借金減額シミュレーターを利用してみましょう。

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今井 洸太
今井 洸太
Life On inc./借金解決・返済アドバイザー/債務整理アドバイザー/ファイナンシャル・プランニング資格保有/
Life Onでは、借金に困っている方に「どこよりも、誰にでもわかりやすく」をモットーとして、借金の複雑な手続きの方法や解決方法についてご紹介します。実際の体験談から自分に合った解決方法を見つけることもできます。
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